本文へ移動

ホウ酸

Optibor(オプティボー/ホウ酸 Boric Acid H3BO3)

オプティボーは理論的には酸化ホウ素と水から構成されている白色結晶であり、室温状態では、安定且つ流動性がある為、空気・機械による輸送が容易に行えます。溶液は弱酸性で、工業用途ではネオボーと共にホウ素の供給源として幅広く使用されています。
ファイバーグラス(ガラス長繊維)では、溶融温度を下げ、繊維化工程を容易にします。ガラスの粘度を低下させ熱膨張を調整し、耐久性・耐薬品性を向上させます。
又、ホウ酸は非常に効率の良い中性子吸収剤として、原子力関係の設備に欠かす事が出来ません。
その他、液晶用ガラス基板の原料や、段ボール用の澱粉系接着剤、電解メッキ、電解コンデンサー、鍍金等、幅広い分野に使用されております。
Optibor(オプティボー/ホウ酸)
グレード:粒状・粉末 B2O3成分:約55% 荷姿:紙袋(25kg)、800kg、1000kgIBC、バルクコンテナ
液晶テレビ(ガラス基板)
原子力発電所(中性子吸収・遮蔽)

Boric Oxide(ボリックオキサイド/無水ホウ酸 酸化ホウ素 B2O3)

ボリックオキサイドは硬いガラス質で粒状の物質です。水溶性ですが、オプティボーに比べ非常にゆっくりと溶解し、約56.3kgのボリックオキサイドが100kgのオプティボーと化学的に等量となります。
原料成分、生産工程上ナトリウム、カルシウム、又水分を必要としない用途に使用されます。
ボリックオキサイドを使用する事で、融点の低下、耐熱性及び機械的強度の向上、耐水性及び耐薬品性を高めるメリットがある為、特殊ガラス、光学ガラス・医療用ガラス、電子関連ガラスなどの原料として幅広く使用されております。
又、高温状態では酸化金属の優れた溶媒となり、特殊溶接、特殊はんだ用フラックスの調合剤、アモルファス金属、希土類磁石の製造にも使われます。
Boric Oxide(ボリックオキサイド/無水ホウ酸)
グレード:粒状 B2O3成分:約100% 荷姿:紙袋(25kg)1000kgIBC
光学ガラス
様々なガラス製品
TOPへ戻る